・iPad11世代と10世代は何が違うの?
・買うならどっちがおすすめか教えてほしい
iPad第11世代が3月に発表され、iPad第10世代と購入を迷われてる方が非常に多いのではないでしょうか?
そこで今回はiPad11第世代とiPad第10世代を徹底的に比較し、まとめたものをこの記事でご紹介します。
この記事では用途別におすすめなiPadを紹介し、iPad第11世代とiPad第10世代の違いを比較しているのでこれからiPadの買い替えを検討している方におすすめな記事となっています。
このページの目次
【結論】性能はiPad第11世代、価格はiPad第10世代
最初に結論を書いていきますが、iPad第11世代と第10世代の大きな違いはCPUと最小ストレージの変更で、新しい機能もないためiPad第11世代は単純に性能があがったモデルとなります。
なので簡単にいうと
- 性能を求める場合はiPad第11世代
- 価格を抑えたい場合はiPad第10世代
上記の選択肢になります。
ただ値段に関しては、本来だと一つ前の世代でもApple公式の値段はそこまで変わらないため家電量販店やその他ネットショップでも値段ほぼ下がることはありません。
しかしiPad第10世代の場合は2022年にリリースされたこともあり、Apple公式の整備済製品に登録されているため大きな割引がされています。
価格としては2025年3月現在、整備済製品のiPad第10世代が4万円前後で購入できるため、価格を抑えたい人はiPad第10世代も選択肢に入ってくると思います!
ちなみに僕のiPadの使用用途は通勤中の文章執筆作業のみだったので、ぶっちゃけiPad10世代でも満足できていたと思います!
【乗り換え】iPad第10世代からの乗り換えはおすすめできない
すでにiPad第10世代を持っていてiPad第11世代を検討している人は残念ながら結論として乗り換えはあまりおすすめできません。
というのもiPad第11世代は新しい機能は実装されておらず、多少のスペックは上がっているものの、劇的な変化は見込めないため第11世代に乗り換えてもさほどメリットを感じられない可能性が高いためです。
逆にストレージの容量アップをメインに考えていた方は価格に納得できるのであれば満足はできそうという印象です。
ちなみにiPad10世代を公式のTrade In(下取り)に出した場合、傷なし・動作品の完品で25,000円でした。
【徹底比較】iPad第11世代とiPad第10世代の違い
ここからは実際のスペック比較となります。先に大きな違いだけ挙げておくと
- 最小ストレージが64GBから128GBへ変更
- 液晶の大きさが10.9から11インチへ変更
- CPUがA14からA16へ変更
上記3点が大きな変更点です。
中でも最小ストレージが64GBから128GBへ倍になっているため、仕事以外にもゲームや動画をダウンロードして楽しみたいという方はiPad第11世代の方がおすすめと言えます!
【ディスプレイと本体サイズ、重量】iPad第11世代vs iPad第10世代
まずは基本的なディスプレイや本体サイズ、重量ですが、このあたりはほぼ変わらずディスプレイのサイズのみ0.1インチ大きくなっています。
■iPad第11世代
ディスプレイ | 11インチ |
本体サイズ | 高さ248.6mm x 幅179.5mm x 厚さ7mm |
重量 | 477g(Wi-Fiモデル) |
■iPad第10世代
ディスプレイ | 10.9インチ |
本体サイズ | 高さ248.6mm x 幅179.5mm x 厚さ7mm |
重量 | 477g(Wi-Fiモデル) |
上記を見ていただくと分かる通り、ディスプレイサイズのみ変更されています。
【ストレージ】iPad第11世代vs iPad第10世代
ストレージに関しては、iPad第11世代になると最小ストレージが128GBに増量されています。
容量で迷われる方がいらっしゃるようであれば
- 動画、画像、アプリをダウンロードする機会が多い方は128GB
- ファイルをダウンロードする機会はあまりない方は64でも充分
といった感じになります。
容量が大きいファイルのやりとりが必要な方は第11世代がマストになってきます。
■iPad第11世代
ストレージ容量 | 128GB、256GB、512GB |
■iPad第10世代
ストレージ容量 | 64GB、256GB |
【CPU】iPad第11世代vs iPad第10世代
iPad第11世代になるとA16チップに変更されより動作が快適になっています。
数字だけだと分かりにくいので同じチップが載っているiPhoneをご紹介するとA16チップはiPhone15、A14Bionicチップは iPhone12となっています。
ここも絶妙なところですが移動時に文章を書く程度の執筆作業であればそこまで恩恵はありませんが、写真や動画の編集などを行う場合は確実にiPad第11世代の方が捗りそうです。
■iPad第11世代
CPU | A16チップ |
■iPad第10世代
CPU | A14 Bionicチップ |
複数のアプリを立ち上げながら作業するマルチタスクや画像・動画編集であればiPad11世代がおすすめです!
【カラー】iPad第11世代vs iPad第10世代
本体のカラーは変化なく、iPad第10世代と同様の4色展開です。
■iPad第11世代
カラー | ブルー、ピンク、イエロー、シルバー |
■iPad第10世代
カラー | ブルー、ピンク、イエロー、シルバー |
前回のiPad10世代とカラーバリエーションは同じものなので、従来通りであればシルバーが人気色となりそうです!
【バッテリー、電池持ち】iPad第11世代vs iPad第10世代
最後にバッテリーについてもみていきますが、カタログスペック上は同じ時間表記の10時間でした。
重量も変わっていないことからバッテリー容量も変化なく、iPad第10世代と変わらないかなと思います。
■iPad第11世代
バッテリー | ブWi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生:最大10時間 |
■iPad第10世代
バッテリー | Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生:最大10時間 |
念のため補足として充電ケーブルは第10世代と変わらずUSB-Cケーブルで可能です。
【スペック表】iPad第11世代vs iPad第10世代
最後に全体のスペックをみていきましょう。
11インチiPad (A16) – Apple(日本)より引用
販売価格 58,800円 58,800円 ディスプレイ 11インチ 10.9インチ リフレッシュレート 60Hz 60Hz ディスプレイ性能 Liquid Retinaディスプレイ Liquid Retinaディスプレイ 本体サイズ 248.6mm x 179.5mm x 7mm 248.6mm x 179.5mm x 7mm バッテリー Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生で10時間 Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生で10時間 重量(Wi-Fi/Cellular) 477g/481g 477g/481g ストレージ容量 128GB,256GB,512GB 64GB,256GB CPU A16チップ A14 Bionicチップ カメラ 12MP広角カメラ 12MP広角カメラ ビデオ 4Kビデオ 4Kビデオ Apple Pencil Apple Pencil(USB-C)に対応、Apple Pencil(第1世代)に対応 Apple Pencil(USB-C)に対応、Apple Pencil(第1世代)に対応 キーボード Magic Keyboard Folio Magic Keyboard Folio カラーバリエーション ブルー、ピンク、イエロー、シルバー ブルー、ピンク、イエロー、シルバー
まとめ
最近の出来事としてiPhone SE4は発売されずiPhone16eが出たことでiPadの価格も上がっていくことが予想されましたが、据え置きで発表されたため、予想よりも手軽に購入できる金額感と感じる方も多いのではないでしょうか。
個人的に一つ贅沢を言うとすれば、Apple intelligenceには対応して欲しかったなー!と期待していましたが、それは数年後のiPad第12世代に期待しましょう!w