マネーフォワード クラウドのクチコミや評判を探してもまとめサイトが解説しているだけで実際に使っている人のレビューが少なくて信用できない!

みなさんこんにちは!個人事業として開業し、3年目を迎えたTKCです。マネーフォワード クラウドの口コミや評判を探していてもなぜか使ったレビューじゃなくてただ性能をまとめただけの役に立たないレビューが目立ちませんか?

そこで今回は実際にマネーフォワード クラウドを1年間事業で使ってきた僕の口コミと評判をがっつりレビューしていこうと思います。また僕の個人的なレビューだけでなくマネーフォワード クラウドのどこが他の会計ソフトと比較して優れているのかもしっかりとレビューしていきますので会計ソフト選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

マネーフォワードとは?

マネーフォワードのサービスを3行で解説すると以下になります。

  • クラウド型の総合会計ソフト
  • クラウド会計ソフトで満足度はNo.1
  • 会計、確定申告、請求書など9種類のサービスで事業をバックアップ

クラウド型の総合会計ソフト

マネーフォワードクラウドはクラウド型の総合会計ソフトです。

クラウド型とはインターネット上にソフトが用意されていてPC上でソフトをインストールする必要がないので無料登録をしてすぐに使える・WndowsやMacの両方のOSに対応しているというメリットがあります。

クラウド会計ソフトで満足度はNo.1

マネーフォワードクラウドは2020年7月に行われた調査で満足度がNo.1です。僕自身、個人事業主の利用者として2020年から利用を開始していますが、会計初心者でもわかりやすいUI(画面操作が簡単)で分からない箇所が出てきてもリアルタイムで相談できるチャットサポートがついているので満足度としては高いです。

会計、確定申告、請求書など9種類のサービスで事業をバックアップ

マネーフォワードクラウドは他社に比べて会計周りのソフトが充実しています。他社の場合は外部のソフトと連携する必要があり、少し面倒でしたがマネーフォワードの場合、マルっとカバーされているので請求書から売り上げの仕分けなど、サービスを跨いだ会計業務でもスムーズにできるのがマネーフォワードクラウドの特徴です。

マネーフォワードクラウドサービス7種類のサービス一覧

ここからは個人事業主プランで利用した際に利用できるMFクラウドのサービスを簡単にご紹介します。

確定申告

確定申告のサービスは次にご紹介する請求業務と同様、利用頻度がかなり高いサービスです。

基本の確定申告書作成はもちろんですが、自動読み込みで仕分けを更に効率化する「銀行・クレジット明細の自動取込」やデータを可視化し会計業務の負担を減らす「レポート機能」など少しでも早く終わらせたい確定申告をより効率化する機能が備わっています。

請求業務

請求業務は見積・納品・領収・請求書作成など確定申告機能と合わせて使う方がほとんどかと思います。

マネーフォワードの請求業務機能には決められた日時に請求書を自動作成できる「毎月自動作成」があるので毎月決まった取引先に請求書を送っている場合はさらに効率化ができる機能です。

経費

経費機能ではレシートをスマホで撮って自動入力する「OCR機能」や、自動でクレジットカードや銀行に記載されている内容を科目分類する機能や、SuicaやPASMOといった交通系ICカードの自動読み取りなどが備わっています。

これらの機能は現在エクセルなど手入力で経費を管理されているのであれば仕分け入力時間を大幅に短縮することができるおすすめ機能といえます。

給与

ここからの機能は主に従業員がいる場合に役立つ機能になります。

給与機能では通常の給与計算とは別に年末調整の進捗管理から帳票の出力までをワンストップで行うことができる機能です。

さらに具体例を挙げると対象者の管理、従業員情報の登録、扶養控除等(異動)申告書の回収、計算状況の管理などもこの給与機能で解決することが可能です。

社会保険

社会保険機能は大きく分けると三つの機能があります。

  • 書類作成
  • 対応状況管理
  • 電子申請

従業員が複数いる場合、対応状況管理を使うことで複数名の対応状況を簡単に可視化することができ提出漏れや手続き漏れの可能性をグッと減らすことができます。

マイナンバー

マイナンバー機能は収集・管理・廃棄を安全に行うことができる機能です。

近年では個人情報の漏洩が多数起きておりマイナンバーも重要な個人情報であるため企業(個人)が厳格な管理が求められています。万が一マインバーが流失してしまった場合、罰則や企業のイメージダウン、損害賠償などが発生してしまう可能性があります。

マネーフォワード クラウドを実際に使った口コミと評判

次に僕の口コミと評判を書かせてください。結論としてマネーフォワードクラウドを使った感想としてはかなり満足できています。

なぜ満足できているのかというと

  • 年次の仕分け50件以内はずっと無料プランが適用される
  • 無料プランでもチャットサポートが使える
  • 管理画面が分かりやすく初心者でも簡単
  • 継続コストが他の会計ソフトと比べて割安
  • Macでも使える

上記の5つのメリットがあるからです。メリットが一番知りたい部分かと思うので1つずつ解説していきます。

年次の仕分け50件以内はずっと無料プランが適用される

僕はこれがマネーフォワードクラウドを使うきっかけになりました。というのも青色申告を始めようとして会計ソフトを調べるとおおよそ以下の3つのソフトで悩むことになるかと思います。

  • マネーフォワードクラウド(MFクラウド)
  • やよいの青色申告
  • freee

この中で無料プランに期間を設けていない会計ソフトはマネーフォワードクラウド(MFクラウド)だけで、マネーフォワードクラウドの場合は年次の仕分け件数が50件以上になると有料プランへの切り替えとなります。

僕としては個人事業主を初めてまもなかった為、売り上げがないのに固定費を増やすのは絶対に嫌でした。しかし期間制の無料プランの場合は売り上げがない状態でも会計ソフトの月額料金が発生してしまう場合がありそれまでは会計ソフトを利用していませんでした。

しかしマネーフォワードクラウドの場合、仕分け件数でプラン移行が管理されているため、年次50件以上仕分けを入力しているとなるとある程度売り上げが発生していることになるので会計ソフトに固定費を割いてもいいかなと考えたためです。

無料プランでもチャットサポートが使える

こちらは使ってから知ったのですが、マネーフォワードクラウドは無料プランでもチャットサポートが使えます。これは上記であげた他の会計ソフトの無料プランでは行っていないサービスで会計初心者にはかなり心強いサービスですよね!

僕は初めて会計ソフトの画面をみた時に専門用語が並んでいて意味が全然分かりませんでしたが、分からないところはチャットサポートで聞いていくうちに簡単に仕分けができるようになりました。

チャットサポートであればリアルタイムで担当者に質問できるのでメールサポートのように時間を開ける必要もくその時に解決できるのでサポートの回答待ちという余計な時間を使うことなく自分の事業に専念することができます。

管理画面が分かりやすく初心者でも簡単

会計初心者だと管理画面には専門用語が並んでていどこを押せばどの画面が表示されているか分かりにくいことが多々ありますが、マネーフォワードクラウドの場合はアイコンがついていてシンプルな画面なのでどこの画面が表示されるのかも簡単に予想することができます。

具体例として上記のようなメニューでクリックするだけで、請求書を発行する画面や、確定申告のために仕分けを入力する画面を表示することができます。

継続コストが他の会計ソフトと比べて割安

有料プランに移行する際に気になるのが月額料金です。月額料金は少しでも安い方がいいですよね?僕もそう考えていまして実は最初MFクラウドは料金が高いなーと思っていて契約していませんでした。

というのも実はMFクラウドは2020年に料金改訂を行っていて以前の最低月額料金は1280円でした。そこから新プランが発表され月額料金800円から利用できるようになり会計ソフトの中で一番安い料金に改訂され、さらにチャットサポートもついているのでマネーフォワードクラウドを使うようになりました。

Macでも使える

僕自身MacとWindowsどちらとも使っているユーザーですが、普段はMacBook(ノートパソコン)で作業していることが多く、そちらで会計ソフトを触ることが多いため両方のOSに対応している必要がありました。

ただしこちらに関してはマネーフォワードクラウドはもちろん他の会計ソフトも対応しているのでクラウド会計ソフトでは標準機能と言えると思います。

マネーフォワードクラウドを使って感じたデメリット

ここからは逆にマネーフォワードクラウドを使っていて感じたデメリットを書いていきます。

パーソナルミニ(800円)プランだと機能制限がある

他の会計ソフトと同様にプランごとに利用できる機能が異なります。ただしパーソナルミニでも会計に必要な機能は全て揃っており、僕がパーソナルミニプランを利用していて今のところ困ったことはありません。

具体的な機能制限として請求書の毎月自動発行などがありますが、パーソナルミニでも請求書の複製はをすることで簡単に翌月の請求を作成することができるので元からある機能で十分にカバーできます。

取引先の件数によって月額料金が変わる

パーソナルミニプランの場合、取引先の件数の上限が15件になります。こちらに関してもあまり不自由に感じることはないです。というのも取引先に登録するのは頻繁に取引する相手を登録しますが、15件はなかなか超えることはないんじゃないかなと思います。事実、僕は2020年度の取引先は15件を超えていません。

正直15件以上登録があるのであれば売り上げも相当額あるかと思いますので次のパーソナルプラン(月額980円)でも全く問題ないかと思います。(パーソナルプランでも他の会計ソフトと同額程度です)

クラウド会計ソフトの比較

サービス名 マネーフォワードクラウド やよいの青色申告 freee
最低月額料金 800円~ 800円~ 980円~
確定申告書の作成
請求書作成 ※別途アプリと契約が必要
銀行口座やクレジットカードの連携
サポート チャットサポート、メールサポート なし メールサポート

月額料金だけで比べるとマネーフォワードクラウド、やよいの青色申告が月額800円と並んでいますが、弥生の場合は請求書や見積書、納品書など青色申告以外の会計業務機能が備わっておらず別途アプリと契約し連携する必要があるのでややデメリットがあります。

こういった会計業務が発生する業種であればマネーフォワードクラウドが一番コスパよく使える会計ソフトと言えます。またサポートに関してもマネーフォワードクラウドは無料プランからチャットサポートとメールサポートがついていてサポートも手厚いので僕のような会計をしたことがない初心者の方でも簡単に申告書を作成することができます。

マネーフォワードクラウドのスペック・料金まとめ

プラン名 パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
月額料金 800円 980円 2980円
確定申告書の作成 ○
銀行・クレジット明細の自動取込 ○
消費税集計機能 ×
見積・納品・領収・請求書作成
毎月自動作成 ×
サポート チャットサポート、メールサポート チャットサポート、メールサポート 電話サポート、チャットサポート、メールサポート
取引先の登録数 15件 上限なし 上限なし
その他 経費/給与/社会保険/ 勤怠/マイナンバー 経費/給与/社会保険/ 勤怠/マイナンバー 経費/給与/社会保険/ 勤怠/マイナンバー